森トラストで女性社員はどのように活躍しているのでしょうか?
3名の若手女性社員に森トラストに入社してからのこと、
これからのキャリアプランについて、話を聞いてみました!

Q

森トラストに入社してよかったと
思うことはなんですか?

角田私の代から新人研修として3部署ローテーション制度が導入されましたが、1年目から色々な部署を回れたことで、経験として業務の知識が増えるだけじゃなくて、色々な人にまず顔を覚えてもらえて、会社に溶け込みやすかったのがよかったなと思います。私が最初のセクションでビル事業管理部に配属になった時にOJTトレーナーとして教えてくれた先輩がいるんですが、等々力さん、牧内さんもローテーションで同じ部署に配属になって、同じ先輩に教えてもらっていたという繋がりもあって、共通の業務の話題だけでなく、プライベートでも仲良くなれました。

等々力私も3部署ローテーションはいい制度だなと思います。ローテーションでは開発から管理まで学ぶ機会があったので、街中の森トラストのアイコニックなビルに対して、自分が今どの段階にどの立場で携わっているのか、実感できました。あと、同じく新人研修の一環でビル実習やホテル実習がありますが、これが今の業務にも活きています。オフィスやホテルの裏側を見たり、普段現場にいる方がどういう仕事をしていて、どうお客さんと接しているのか知ることができたり…私は文系出身でビルの設備等にも触れたことがなかったので、とても勉強になりました。

牧内ビル実習やホテル実習を経験することで、本部目線ではなく現場目線での物の見方が養われるので、とても貴重な体験だったと思います。私は今デジタルデザイン室という森トラストグループのDXを推進する部署で、ホテル事業のDXと、建物情報活用のDXを担当していますが、東京マリオットの現場での業務改善や、各エリアのビルを管轄する方々を対象にした開発中のシステムのトライアルを実施するときにそれを実感しましたし、関係性がすでにあるからこそ素直な意見を言い合えるのかなと思いました。DXを進めるうえでは経営層との意思疎通はもちろんのこと、現場との協力体制を構築することが大事になってきます。人数も少ない会社なので、各部署に誰かしら知り合いがいて、アットホームなところが強みですね。

Q

森トラストの社風や働きやすさに
ついてどう思いますか?

等々力皆さん優しいです!年次が離れている方でも、一緒に仕事をしてから積極的に声を掛けてくれるようになって、部署が変わって業務上の関りが薄れても、偶然社内で会ったときに20分くらい立ち話をしてしまったこともありました。(笑)若手社員だからといって変に気を遣われることなく、指導も甘すぎず厳しすぎず、ずっといる社員と同じように扱ってくれるので、森トラストという組織の一員としてきちんと認められているなという気がします。なんでも手取り足取り教えてもらうというより、教えてもらったらまずはやってみる、分からないときはまず自分で考えてみる、それでも分からなかったら聞いてみる、という環境を自然と作ってくれるので、自分で積極的に考えるという癖が身につきます。

牧内ビル事業管理部は癒しスポットですね、仕事でちょっと疲れたなというときは、元気だそうと思って等々力さんのところにお話しにいきます。(笑)私も自分から動く力が身についたなと感じますが、それは自発的に何をすべきか考えなければいけない環境にいるからこそ、ですよね。森トラストには色々な個性を持つ社員がいますが、意見交流が好きというのが一つの共通点だと思います。私がこれまで経験してきた部署は常に意見を求められるところで、会議中も少し沈黙が続くと「牧内はどう思う?」と話を振られることが多いです。逆に、こちらからアイデアを提案したときも、頭ごなしに否定されることはなく、いつも背中を押してくれて、どうすればよい方向に進められるのかを先輩方が一緒に考えてくれますね。

等々力あとは、周りをよく見ている社員が多いですよね。お互いにサポートし合おうという精神があって、時期的に誰かに業務が集中するときも自然にフォローをしてくれて、知らないうちに「やっておきましたよ!」なんてこともありました。

角田等々力さんが言ってくれた優しい人が多いというのも、牧内さんが言ってくれた意見交流の場がたくさんあるというのも、みんなもともと素質としては持っていたと思うけど、事例演習やプレゼン研修といった新人研修制度があったり、経営層と直接意見をやりとりする機会があったり、森トラストにはチャレンジしやすい環境、機会、場所がたくさんあって、それを経験してきた先輩や上司がたくさんいるからこそ、私たちのチャレンジをサポートしてくれる優しさ、意見を求めるシチュエーションを生むんじゃないかなと思います。なので、この座談会を見てくれている皆さんは最初から意見を言わなきゃ!というプレッシャーを感じる必要はなくて、こうすればもっと不動産業界が面白くなるんじゃないか、こういう働き方をしたいな、という自分なりの思いを秘めている人が、森トラストの社風に合っているんじゃないかなと思います。

Q

今の部署でやり遂げたいことと、
今後描いているキャリアプランを
教えてください。

牧内私は今開発しているシステムが本運用に結びついて、それを社員に使ってもらうことで、それぞれの業務のあり方が良い方向に変わって、その結果会社としての新たなビジネスチャンスに繋がることを願っています。開発するシステムのユーザーの顔が浮かぶからこそ、よりユーザーにとって良いものを作っていきたいと思いますね。今後もホテルのゲスト等のお客様はもちろん、現場の方々、周りの社員が期待している以上のものを提供して喜んでもらえるような仕事がしたいです。そのためには部署に拘らず、まずは自分に任された仕事を精一杯頑張ることがその第一歩だと思っています。

等々力ビル事業管理部ではテナントとの契約管理や、ビル管理に関する契約管理、収益・費用管理などを扱っていますが、会社の歴史が長くなっていく中で、新しいビルもどんどん増えていき、当然契約数も増えていきます。この必然的に増えていく業務をただこなすだけではなく、今まで通りのやり方を見直し、いかに効率的に進めていくかを考えなければいけない中で、日頃業務では関わることが少ない社員とも積極的に話し合って信頼関係を築き、改善を進めるのが目標です。今は社内とのコミュニケーションがメインになる部署なので、今後は社外の方と一緒にプロジェクトを進めたり、今までやったことがない事業を自分で考えて提案したりしてみたいです。また、海外経験が長かったので、森トラストのより一層のグローバル展開に携わるような仕事にもチャレンジしたいです。

角田私は今森トラスト・ホテルズ&リゾーツのマーケティングと森トラストの事業推進室を兼務して、既存のホテルのブランディングを主に担当しています。ただホテルを建てて終わりではなく、よりよくするにはどうすればよいか、個々の商品プランを考えています。個人的に温泉が好きなんですが、リゾートマリオットに温泉がせっかくあるのに、外資系ホテルに温泉がある希少性、意外性がまだうまく訴求できていない中で、お客さんに対してプラスアルファで何かできないかと考えて、スタッフに温泉についての知識やお客さんの悩みごとの入浴法を伝えてあげる「温泉コンシェルジュ」のような人がいるといいなと思って、「温泉アドバイザープログラム」を始動させました。ディベロッパーの仕事としてはイメージしづらいかもしれませんが、好きが高じてホテルの魅力に繋がればいいなと思ってスタートしたこのプログラムをどう続けていくか、また個別の商品に落とし込んでお客さんにどう分かりやすく伝えるか、ロードマップを確立したいと思っています。最近は後輩と一緒に仕事をする機会も増えてきたので、後輩が意見しやすいような環境を作って、自分のように秘めている想いを持つ後輩のアイデアを拾い上げられるような先輩になりたいですね。ゆくゆくは新しくゼロからコンセプトを考えてホテルを建てる、というフェーズにもチャレンジしてみたいです。

Q

最後に皆さんから女子学生へ
メッセージをお願いします!

等々力私が就活の時に重視していたのは、働いている人でした。どんなに仕事が楽しくても日々の人間関係は自分のコンディションに少なからず影響を与えるものだと思うので、どんな人が多い会社なのかを大事なポイントとして見ていましたが、森トラストは自分にすごく合っている会社だと感じています。また、自分の趣味や経験を生かしてやってみたいことを提案しやすい環境に変わってきているので、楽しいと思う仕事を入社してから見つけることもできると思います。まだざっくりとしか自分がやりたいことが分からない、という方でも、選択肢の一つにしてもらえたらうれしいです。

牧内様々な新規事業も手掛けているので、不動産業界だから、ディベロッパーだからこれをしたい、ということではなく、自分がやりたいことを素直に社員訪問や選考で伝 えてもらえたら、マッチする部分があるんじゃないかなと思います。

角田こうやって話していても、「若手」「女性」座談会という前提を忘れてしまうくらい、仕事の中で若手だから、女性だから、ということを意識せずに働けているし、それを理由にチャンスが奪われることもありません。Create the Futureをスローガンに掲げ、不動産という枠に捉われていない森トラストだからこそ、自分の思いを形にできる風土も機会も揃っているので、いろんな枠を飛び越えてチャレンジしてほしいなと思います。