前職での仕事、転職経緯

前職では、システムエンジニアとして、損害保険に関するインターネット保険料比較見積サイトの構築や代理店向け保険料算出システムの構築を主に行っていました。業務部門の一担当者としてシステム構築業務を行う中、会社組織全体への理解に対して興味が湧き、その中で、会社のあらゆる情報が集約される経理業務に携わりたいと考えるようになりました。また、経理を志望した際の時代背景として、ERPなどの経理を含む業務統合システムの導入が盛んになっていました。そこで、自らが持つシステムエンジニアとしての技能と興味のある経理業務を生かすフィールドがないかを模索している中、森トラストにおいて経理部門の募集があり、入社を決めました。

現在の担当業務、やりがい

現在の担当業務としては、森トラストグループ全体を統括する経理部門及びオフィスに関わる契約や請求を管理するビル事業管理部のマネージャー職として、業務に携わっております。具体的には、グループ会社全体の状況を把握し、会計や税務の制度改正や各課題対応及び経営層への情報提供を行っています。課題が複雑であり、また金額が大きくなることが多いため、難易度が高いですが、組織全体に関わることを任されているということであり、大変やりがいがあります。また、マネジメントの視点では、社員個々人の能力が高いため、全体の方向性を明確に提示しサポートしてあげることで、新しい取組みや既存業務の業務変革などの難易度の高い業務に対しても短期間に取り組むことができ、その成果を見ることで、部下の成長を実感できるところです。

入社してわかった会社の魅力

会社の魅力としては、少数精鋭でフラットな組織形態であるため、若いうちから広い業務領域を任せてもらえるということだと思います。早期に、幹部としての経験を積めるため、モチベーションも高まりやりがいも感じられると思います。また、社内のコミュニケーションについても活発に行われているため、各部門がどのような課題に取り組んでいるのかという会社全体の状況を把握しやすいという利点もあります。また、中途社員に対してもフラットに評価され、積極的に業務を推進したい意識が高い人にとっては、働きがいのある環境です。加えて、組織文化として変化にポジティブであり、昨今のコロナ禍におけるテレワークなどの働き方改革やDXへの取組みなど先進性を取り入れつつ、社内のコミュニケーションを通して、共に進化していくところが魅力的だと考えます。

今後のキャリア・目標について

今後は、DXによるビジネスモデルの変革・少子高齢化・気候変動などの社会問題で、ビジネス環境としてはさらに変化の激しい時代になっていくと予想されます。その変化を早期に捉えて対応できるような体制づくりを進めていきたいです。具体的には、すでに進めてきた業務プロセスの統合やDX化による業務の標準化・効率化をさらに拡大するとともに、より付加価値の高い情報のレポーティングに取り組みたいと思っています。その中で自ら考え、企画し、実行できる人材を育成していきたいと考えております。それらの取組みを通して、お客様や関係者及び社員とともに変化の喜びを分かち合っていけることが目標です。