前職での仕事、転職経緯

大学卒業後、不動産運営管理会社に入社。工事営業、事業計画策定、新規事業検討、新築物件の立上げと幅広い業務を経験しました。当時は不動産を所有する個人オーナーとお話する機会も多く、自身の数字に対する強みを生かしつつ、企業の経営・成長戦略に対する興味から税理士法人に転職。専門性が高く、クライアントの成長の一端を担っている手応えを感じていた一方、法律という答えの決まった世界ではなく、数十年先の未来に向けて自ら答えを描ける仕事の方が、自分自身の継続的な変化と成長、末永い社会への貢献に繋がると考え、不動産デベロッパーへの転職を決意しました。

現在の担当業務、やりがい

現在所属している事業推進部では、既存事業(オフィス・ホテルの事業戦略や設備投資戦略)と新規事業(レストラン・ウェルネス・福利厚生・SaaS分野等の検討・拡大)の両方を管轄していますが、私は主にホテルの設備投資戦略を担っています。維持修繕目的のバリューキープ投資から価値向上目的のバリューアップ投資まで、各ホテルのパフォーマンスに着目しながら年度予算の策定、中長期的な投資戦略を策定しています。特にバリューアップ投資はプロジェクトマネージャーとして多くの関係者をまとめ、絶対的な答えがない中で突き進む難しさはありますが、生まれ変わった施設が実際に利用され、末永く愛されていくことにやりがいを感じています。

入社してわかった会社の魅力

変化の激しい時代において、制度を柔軟に変更している点は魅力に感じます。近年も個人の志向に合わせてキャリア選択できる制度が整備され、スペシャリスト職が新設。マネジメント職だけではない多様なキャリアルートが出来たことは、会社の総合力向上に繋がっていると感じています。また、キャリア採用組がフラットに評価してもらえる点も魅力の一つです。現在、マネジメント職・スペシャリスト職ともに立候補制となっており、意欲を持った社員にとって働きがいのある環境が整っています。加えて、自ら方針を定め、経営層との意見交換も踏まえつつ業務推進できる点も、主体的に働ける点で魅力的だと感じています。

今後のキャリア・目標について

「ラグジュアリー・ディスティネーション・ネットワーク」構想を掲げる当社において、まずは自社ホテルの魅力向上を戦略的な設備投資面から実現しつつ、中長期的にはDMO(観光地域づくり法人)との連携など、街全体の魅力向上により日本の観光産業を持続的に発展させることを目標としています。その中で、一緒に働くメンバーが成長実感・自己実現・働きがいを感じられる組織を作ることも目標の一つです。目標の実現に向けては知識不足を感じることも多くあるため、協力し合える仲間を育成しつつ、多くの関係者と力を合わせながら、自分自身も目標の実現に向けた努力を重ねていきたいと思います。