前職での仕事、転職経緯

前職では商業施設系の不動産デベロッパーで同様に海外不動産投資・開発の仕事をしていました。具体的には、シンガポール、ベトナムに駐在し、商業複合施設の開発用地の取得や、既存オフィスビルの取得、私立学校の開発といった案件に携わっていました。転職のきっかけは、自身が望む今後のキャリアと、会社の方針や会社が期待するものとに徐々に乖離が生じてきてしまっていることを感じ、より様々なアセット・国を対象に、より深く不動産投資の仕事に携われる環境に身を置きたいと思ったことです。そのような中で、自身の希望に合致する森トラストの採用募集を紹介され、ご縁があり、森トラストに入社することになりました。

現在の担当業務、やりがい

現在は国を問わず新規の不動産投資の検討に携わりながら、過去、参画の段階から担当したニューヨーク・ボストンの物件やバンコクの開発案件を中心に、新任マネジメントとして、海外保有物件・案件の期中管理にも関わらせていただいています。森トラストの海外チームは、期中管理については、各々主担当の物件があるものの、新規投資の検討では、チーム内で垣根がなく、個人の意思も尊重されます。また、その時折のマーケット等を勘案する必要はありますが、検討する国やアセットに厳格な制限はないので、検討の自由度は高く、より主体的に業務に携われる環境があります。自身がポテンシャルを感じている投資案件を、社内外と連携しながら自ら推進し、最終的に投資を実現するのが、一番やりがいを感じる瞬間だと思います。

入社してわかった会社の魅力

経営トップと距離が近く、スピード感のある意思決定ができるのが魅力の一つだと思います。海外の企業とやり取りする場面では、決定権を持つ責任者と相対することが多く、日系企業は迅速な判断を求められることが多いです。投資事業は大きな金額を扱うので、当然、すべてにおいて現場に裁量権がある訳ではありませんが、比較的速やかに経営トップとコミュニケーションが図れる環境だと感じています。また、プロパー社員の方はもちろん、キャリア採用の方も数多く活躍されていて、異なる経験・知識を持つ方が多いので、各々の専門性を駆使して、より深い投資検討・協議ができる環境が整っていると思います。

今後のキャリア・目標について

様々な国・アセットを対象に森トラストのポートフォリオを更に充実させていくことを目標に、マネジメントとして新規の国・アセットをより積極的に検討していきたいです。具体的には、会社として未実現の領域に自らが挑戦し、得た知識・ノウハウを体系化した上で、課員に継承・育成していき、更なる案件形成へと拡大していく流れを、自身を起点に創出できればと思っています。その時折の経済情勢や会社の状況に左右される部門ではありますが、会社の将来の成長を最上流で担う部門の一員であることを念頭に、会社に貢献をしていきたいと思います。