Q

これまでの9年を振り返ってください。

井上私はこれまで、部署の色がずいぶん違うところに異動しています。最初の配属は会計グループで対社内の業務がほとんどでしたが、次に配属された渉外グループ(※ビル運営に関する本社窓口として、外部の方との調整を行う部署)では対社外の業務が多かったので、社内外それぞれで関係者がどんな仕事をしているのか知ることができて良かったと思っているかな。渉外グループの業務では、ビルの現場の方と同じ目線で学んだり足を運んだりすることで得られた学びもあった。今は異動を受けてホテルに関わることになり、これまでと全く違う経験を楽しみたい。会計にいたから数字周りの知識は活かせるし、現場を見てきた経験は、ホテルでの現場対応に活かされそうだと感じているよ。

日比野私は、1年目に営業本部に配属されて、1年間はオフィスのリーシング、その後商業担当として、主に東京ワールドゲート神谷町の店舗の誘致企画やリーシングを行いました。入社4年目に、現在所属している開発企画部に異動してきて、分譲住宅の販売戦略の検討や、ホテル開発の企画・採算、ホテルブランドの誘致などをしています。

濱田入社して1年間は開発本部で、推進プロジェクトを少しずつ手伝い、2年目に新設された部署(現・投資事業部)に異動して、ベンチャー投資をしてきました。その後、4年目に今の発注部に異動してきて、設計・工事・保守管理の契約や、既存ビルの修繕工事の発注、新規開業ホテルの各種アイテムの調達をしています。

山内私はこれまでずっとコーポレート部門に携わっているなあ。入社直後は、オフィス・住宅テナントの契約管理や、収益レポートの作成などを行う営業業務管理(現・事業管理部)に所属していました。その後現在の所属である総務グループにて、コロナ禍での本社オフィス改善やコロナワクチン職域接種の運営、本社移転という大きなプロジェクトに携わることができ、若いうちにたくさん経験させてもらった。本社移転プロジェクトは我々が会社に居るうちに、次があるのかないかくらいの規模だったね。

井上山内のおかげで総務のイメージが変わって、社内を引っ張っている印象が強くなったよね。日経ニューオフィス賞も受賞おめでとう。

山内ありがとう!やっぱり会社が元気づけば嬉しいし、総務グループは社内に影響がある部署だと強く実感できたかな。

Q

入社前と今で会社にもつイメージは
変わりましたか?

山内我々の代は社長がちょうど変わるタイミングで入社したよね。入社式は森章社長(現会長)、6月に伊達社長。先輩社員や上司もよく言っているけど、そこから会社の雰囲気が変わったと感じている。健全な財務基盤の中で、これまで以上にどんどん新しいことにチャレンジしていこうという雰囲気が出てきているから今から入ってくる人たちは挑戦できる環境だと思うよね。

濱田入社前は「デベロッパー=開発」というイメージで、デベロッパーの事業を想像しきれていなかったのだけど…。例えば事業推進部による新規事業が増えていたりと、実際は入社してみて本当に様々な部署があるって理解できたって感じかな。

井上私は、「オーナー企業=上からの指示で全て動く」というイメージがあったけれど、入社してみると立場関係なく若手からも提案し、改善に向けて動いていくことも多いと分かって、良いギャップだった。

日比野働く場所のイメージに対して言うと、入社したときには事務机が島型にレイアウトされた、いわゆるオフィスのイメージだったけど、その後まもなくオフィスを改善(営業本部は先駆けてフリーアドレス化するなど社内の内装を変更)しようという試みがあって、物理的環境が変化したから印象に残っているかな。服装、事業、働きやすさ、社員のマインド含め、少しずつ変わっていったけれど、世の中の少し先を行って変化していったような気がする。

Q

会社の良いところはなんだと思いますか?

日比野育休、産休、テレワークが活用されているところかな?

井上それに加えて、休みが取りやすい環境だよね。
直近だと私は、結婚休暇+夏期休暇+有給で二週間半、異動直後でも休ませてもらえました。他の同期も1か月くらい休んでいたよね。

山内周りを見ていても、お互い助けながら休めててすごく寛容だと思う。

井上男性の育休もかなり普通になってきて、当たり前のように取れるよね。周囲の理解が取れるようになったと感じるし。

日比野男性社員も半年や一年取られている方もいて、理解のある会社だと感じるかな。制度があっても使えないと意味が無いけれど、使ってる人が多い環境。周りにママさんも多いから、ロールモデルが沢山いらっしゃって良いよね。

濱田その人が休んでも困らない業務のフロー、マニュアルができるようになったと感じられるな。

山内他の切り口だと、自分たちの時代は無かった「3部署ローテーション」が当たり前になって、先輩がしっかり後輩を指導するのが普通になったと思う。

日比野背中を見て覚えろ、じゃなくてね。

濱田採用人数が増えたので毎年新人が各部署に入ってくる安心感もあるよね。後輩が増えていくのはうれしいね。

日比野私は、社内でも特に少人数のチームにいることが多く、後輩は直属に配属されないことが多かったけれど、逆に私自身に任せてもらえる仕事の範囲が多かったから、それもそれで良かったな。

Q

どんな後輩と仕事をしたいですか?

山内就活生にとっての森トラストは、ホテル事業のイメージが強いかと思うけれど、実際は本当に色々な部署があります。私がいる総務グループなど一見するとデベロッパーっぽくないコーポレート部門の業務も、実はどこかでデベロッパーとしての事業に結びついている、ということがほとんどです。なので、始めのうちは好き嫌いせず前向きに仕事をやって、その中でやりがいを見つけられる人と仕事をしたいなと思います。

濱田私は、他の部署と繋がって仕事をする中で、自分の部署だけではなく繋がった先(他部署など)のことも理解しようと考えながら仕事をできる、広い視野を持っている社員は先輩後輩限らず圧倒的に仕事がしやすいって思うことが多いかな。

山内街づくりは1つにかかる時間が長いからこそ、どこに携わるか、今これやったから次はこれを進めていくんだ、と広い範囲で仕事を見られると、より面白く携わっていけそうだよね。

Q

最後に皆さんから就活生へ
メッセージをお願いします!

井上当社は多様な事業に取り組んでいるので、様々なことに挑戦したい人にとっては魅力的な会社だと思います。また風通しの良い社風なので、アットホームな職場というのも特徴だと思います。
就職活動中は「どんな仕事をしたいか」に意識が向きがちですが、「どんな職場で働きたいか」という視点も大切にしてほしいと思います。

濱田就職活動で軸を決めてしっかり取り組んでいくのはもちろん大事ですが、広い視野を培う意味も込めて、いろいろな企業、業界を知るにはとてもいい機会だと思います。ほかを知ってこそ改めてこの業界、この会社がいいと自身の中で整理もできます。
ぜひこの機会を有意義なものにしてください!

日比野私の就活時代はもう10年も前になりますが、その頃と比べて、今は多くの企業が直接社員と話せる機会を用意していると感じます。私は、あまりどの会社も社員訪問をしないままやりたいことで入社を決めてしまいましたが、働いてみると、会社の雰囲気が合っているかどうかは重要なポイントだなと思います。説明会や採用ページだけでは会社の雰囲気までなかなか分からないと思いますので、ぜひ複数の社員に会って肌で感じてみることをおすすめします。

山内就職活動はこれまでの学生生活を振り返り、社会人としてやり遂げたいことを考える1つの機会ですが、最後は「感覚」と「縁」です。深く悩みすぎず、感じたまま、素直にチャレンジしてみてほしいと思います。
そして就職活動が終わったら、学生のうちにしか出来ないことを沢山経験してください。